お金が無いことを馬鹿にされたり、元々物欲が薄い人のなかには、お金に興味ない人が少なくありません。
お金が無くても幸せに過ごせることは素晴らしいことですが、お金に関心が無いことは危険です。
最悪の場合、大きな借金を背負わされて人生が狂う危険性もあります。
今回はお金に興味がない人に向けて、お金に無関心なことで被害を受ける可能性があるリスクについて解説します。
お金と距離をとることで、どうして危険性が増すのが説明しましょう。
お金にまつわるリスクを正しく認識できない
お金に興味がない人はお金に関する知識を軽視してしまうので、詐欺や怪しい商品の手口について疎くなります。
普段からお金に対する意識が高く、どうやって稼ぐか考えている人はある程度、詐欺や怪しい商品の手口を考えることがあります。
これが詐欺被害を未然に防ぐのに大変効果を発揮してくれます。
お金に興味がない人は詐欺から距離を置くことで被害を避けようとします。
しかし、常に避けきれるとは限りません。
運悪くターゲットになれば餌食にされる可能性は高いでしょう。
資産形成が上手くできない
お金に興味がない人は金融リテラシーを身につけません。
ひどい場合は株価の変動がどうして起こるか分からない人もいます。
現在、個人が資産形成をしようと思ったら株などの金融資産かマンションなどの不動産投資を購入して運用することになります。
お金に興味が無く金融知識が欠落している場合、当然ですが金融資産を満足に運用できません。
株の値動きに過敏に反応したり、手放すべき株をホールドしたまま大きな損失を生み出すこともあるでしょう。
それでは資産を目減りさせるだけです。
政治を正しく評価できない
与党は様々な経済政策を実施します。
金融リテラシーが欠片くらいしかないお金に興味のない人たちは政府が行った経済政策の狙いが分かりません。
当然ですが、金融政策の有効性に関する評価もできないでしょう。
加えて、政府の経済政策の狙いについて正しく認識できないと政権選択選挙で質の悪い政党の候補に1票入れてしまう危険性があります。
お金に興味がない人は株や、その他の金融商品に興味が無いため大きな損をすることが無いと考えられがちですが実際は違います。
いつどんなタイミングでお金絡みのトラブルに遭うか分かりません。
お金に関する知識を時の経過とともに常にバージョンアップさせて、利益は最大に、損失は最小にできるよう心がけましょう。